【ブランディング・PB商品開発】プライベートブランドで実現する商品づくり、自社のらしさの棚卸し

はじめに

この記事を読むことで、
・食品開発・商品開発において、プライベート・ブランド(以下、「PB」と呼ぶ)の構築、及びPB商品づくりによる自社のブランディングを目的として、
・PB構築、PB商品の概要を知ることができる
・PB商品づくりの流れを知ることができる
・自社のブランディングとPB商品の関連性について学ぶことができる
というメリットがあります。
具体的には、
・PB商品とナショナルブランドのこれまで
・PB商品の重要性
・PBを構築する流れ
・PBを立ち上げるメリット
を説明します。
担当者自社の商品づくりが、うまく進まない..



そのお悩み、企画から構成、商品と会社のブランディングを整理していきましょう。
味づくり塾の技術者は、OEMで、100品以上の商品開発に携わってきた経験があります。



100品ですか?!



はい。
中でも、PBの構築、PB商品づくり、にも数多く関わってきました。はじめてのPB商品づくりは、自社のブランディングと直結します!
自社のイメージに合った商品を開発していきましょう!
プライベート商品とナショナル商品のこれまで


プライベート商品とナショナル商品のこれまでを下記、表にまとめます。
表について、細く説明します。
・商品には、既に形にしてある商品を卸して、販売する形態の卸販売商品があります。ナショナル商品(手がける会社をナショナル・ブランドと呼びます。
・自社で開発から販売までを手掛ける商品をプライベートブランドと呼びます。
・両社の違いについて、販売者が、自ら企画~開発を手掛ける点です。
具体的な事例として、
・スーパーや通販事業など、ナショナルブランドで販売を進める事業者が多い
・スーパーや通販事業の事業者で、ナショナルブランドからPBへ移行をする会社も増えつつある。
・販売側の理由として、販売者として得られる顧客のニーズを反映した商品づくりの動きがあること、などが挙げられる
・製造側の理由として、比較的ロットの小さい小回りの効く製造工場が増えてきており、販売者側がPB商品がつくりやすい環境が整いつつあること(これまでは大規模でのPB自社が主であった。販売規模に合った商品づくりが可能になりつつある)
・例えば、大手通販業(アマゾンや楽天市場など)は、基本的にナショナルブランドでの販売形態です。
・最近ではアマゾンも自社のPB商品開発が進んでいる
・大手通販業で、顧客ニーズを反映した商品作りの動きが見られます。
| 表.ナショナル商品とプライベート商品の比較 | ||
| 商品の種類 | ナショナル商品 | ブライベート商品 |
| ブランドの種類 | ナショナル・ブランド(NB) | プライベート・ブランド(PB) |
| 販売者の射程 | 卸販売 (企画〜製造は、主にナショナル・ブランド) | 企画〜開発〜販売 |
| 主な販売者 | スーパー、通販事業(アマゾンや楽天市場)など | 小売業 |
| 備考 | ・商品をPBに移行する事業者有り (顧客のニーズや自社の販売規模に合わせて) | |
プライベートブランド(PB)が重要である理由


なぜ、商品開発において、PBが重要であるのか。
下記の3点の理由が挙げられます。
- 顧客のニーズを反映した商品開発が可能となる
・商品を販売する際、特に対面販売などでは、お客様の要望・声を直接受け取る事が可能です。
・仕入れ販売ではナショナル商品に関する、消費者からの要望、声を開発に反映することが困難でした。
・PB商品では、自社で開発から携わることが可能です
・PB商品化し、顧客ニーズを反映した開発、商品の改良など、商品開発のPDCAサイクルを回すことが可能です。 - 自社で価格調整が可能となる
・自社でPB商品を開発から関わる場合、原価の調整が可能です。
・原料コスト、製造コスト、などコストや品質など、自社で調整可能な範囲が広がります。
・ナショナル商品を販売する場合、中間コスト(中間業者との取引手数料など)が発生するため、販売価格の上昇、利益率の低下などに影響する場合があります。
・ナショナル商品の場合、最終的な販売価格の調整が難しい、商品の利益率が低くなる傾向があります。 - 商品のブランディングができる
・自社のブランドイメージをダイレクトに商品として反映することができます。
・例えば、「健康志向」をテーマに商品を開発すれば、そのブランドは「健康に配慮したブランド」として認知されるようになります。
・このように、他社との差別化を図る強力なツールとなり、自社独自のブランド価値を構築する上で非常に有効です。
・PB商品では、素材やパッケージ、こだわりなど、自社の想いを詰め込んだ商品開発が可能となります。
プライベートブランド(PB)を構築する流れ(OEMを中心に)


ここから、PBの構築、PB商品づくりの手法についてざっくりと整理します。
主に、OEMで商品を開発する際の流れとして、説明します。
自社で開発する商品の目標(ゴール)を設定します。
その際、すでに市場に参考となる商品がある場合、その特徴をまとめます。
・どんな会社か
・商品の特徴はなにか
・どのような価格か
・どのような訴求成分があるか
・どのようなパッケージデザインか
など、細かく調査・分析します。
PB商品と会社のブランディングを一貫したものとして、すりあわせていきます。
目標品の特徴を参考に
・目標商品とPB商品の違いは何か?
・自社ならではのこだわりは何か?
・自社、PB、商品全体の世界観は一致しているか?
・品質をどうするか?
・訴求する成分をどうするか?
・PBの構築、PB商品の企画が整理できたら、製造先の調整します。
・PB商品を製造できる工場・委託先を検討します(PB商品づくりがはじめての場合、工場探しから)。
・製造先選定時のポイントとして、自社の想定するロット(数量)の規模感と合致する製造委託先を見つけることです。(企画段階では事前に2~3社程度、候補の製造先のあたりをつけることがオススメです。)
・理由として、価格や品質など、PB商品と製造先の生産能力のバランスのとれた商品が、商品化において実現可能性が高まる考えるからです。
・PB商品、自社の規模感に合った工場が選定し、製造開始です。
※製造委託する際の検討事項(品質管理項目、製造ライン、生産能力などの確認事項など)は、あらためてブログにまとめます。
(私見ですが、工場の生産ラインをみると、いつ見ても胸がわくわくします。思い描いた商品がここから生まれ、世の中に広がっていくことを想像すると。わくわく。)
PB商品の完成。無事に完成すると販売スタートです。
プライベートブランドPBを立ち上げるメリット


PBを立ち上げることで得られるメリットは下記の特徴があると考えます。
・自社のこだわりがつまった商品づくりが可能
・こだわりを求める購入者からのリピート購入、自社の信頼感を構築
・PB商品による、商品と自社のファンを獲得
・PB商品による自社ブランドイメージの向上
自社のこだわりがつまった商品が完成
自社で企画から立ち上げた商品ですので、自社のこだわりを商品として表現することが可能です。
唯一無二の商品ですよね。
リピート購入と信頼感構築
お客様へ自社のこだわり商品を提供することで、リピートを獲得することができます。
またプライベート商品の場合、「ここでしか買えない」という限定つきです。
この会社の商品は、こんなこだわりがある、という一定の評判を獲得していくことで、お客様との信頼感を構築する事が可能だと考えます。
信頼感からのファン化
信頼感を積み重ねることで、お客様はファンへと進化していきます。
さらに、プライベート商品ですので比較的にリニューアルの検討の余地があります。
お客様の声を反映させた商品づくりで、お客様と一緒にモノづくりを進めることができる点がファン獲得により一層つながります。
ブランドイメージ向上
「こだわりのある」商品をつくることは、
自社のブランドイメージのUPに繋がります。
まとめ
味づくり塾は、PB構築、PB商品づくりのサポートが可能です。
まずは、PB商品づくりをはじめてみませんか。
あらためて、自社らしさってなんだろう、そんな考えにつながることもあります。
味づくり塾では、御社らしさを大切に、健康食品づくりのサポートを行っています。
特に、味づくりで、会社のイメージにあった商品づくりを得意とします。
半歩先の「おいしい」商品開発を一緒に進めてみませんか。
まずは、お気軽にご相談ください。
食品開発のモヤモヤを誰に相談したらいいか、わからない…
そのモヤモヤ、味づくり塾にご相談ください!
まずは、モヤモヤを見える化、言語化しましょう!
最後に


ご覧いただき、ありがとうございました。
これまでに飲料を中心とした健康食品100品以上の商品開発した実績がある食品技術者。
企業様のイメージする商品の味づくりのお手伝いをしています。
健康食品の解説など、味づくり(商品開発)に役立つ情報も連載しております。








