【2026年注目】サプリメントの勝敗を分ける?「成分」ではなく「味」で決まる:LTV(顧客生涯価値)を最大化するフレーバー戦略

目次

はじめに

この記事を読むことで、
・商品開発で「LTV(顧客生涯価値)を最大化する」ことを目的として、
・よりおいしい商品づくりに活かすことができる
というメリットがあります。

具体的には、
・LTV(顧客生涯価値)を最大化する方法?
・「成分」ではなく「味」?
を説明します。

補足として、技術・商品開発担当の悩みを、会話形式で説明します。

担当者

LTV(顧客生涯価値)を最大化する、商品開発ができない…

味づくり塾

そのお悩みお手伝いできる可能性があります。
そのためには、テクニックが必要です。

担当者

テクニック!!!
とは、なんですか?

味づくり塾

サプリメントのLTV(顧客生涯価値)を最大化する
にはちょっとしたコツがあるんです。
今回は、サプリメントなどで用いられる手法について、
一緒に学んでいきましょう!

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LTV(顧客生涯価値)を最大化することが重要である理由

なぜ、食品の商品開発において、「LTV(顧客生涯価値)を最大化する」ことの理解が必要であるのか。
下記の2点の理由が挙げられます。

  1. 顧客の体験⁼リピートに繋がる
    サプリメント、プロテイン等など、味に関して、ネガティブな感情を抱くと、継続して摂取することは難しくなると考えます。お客様が「おいしい」と感じる体験、つまり味、香りを調合することで、お客様に選んでいただけるクオリティに達成することが可能となりリピートに繋がると考えます。
  2. 他社との差別化
    サプリメント、プロテイン等は現在、成分の差別化が限界を迎え、市場がコモディティ化=個性がない状態に。
    勝ち残る企業は顧客体験である、『味』を単なる嗜好性ではなく、強力なブランド・アイデンティティとして再定義しています

「味」がLTV(顧客生涯価値)に直結する理由

サプリメントビジネスにおいて、最もコストがかかるのは「新規顧客の獲得(広告費)」です。
しかし、事業の利益を支えるのは、その後の継続購入、リピート、つまりLTVです。ここで「味」が、単なる好みの問題を超え、KPIを左右する決定的な変数となります。

1.サプリメント解約要因の第1位:「心理的摩擦」による影響

ユーザーがサプリメントの定期購入を解約する最大の理由は、実は「効果が実感できない」ことよりも、「飲むのが面倒・苦痛になった」という心理的摩擦(ハードル)にあります。

  • 味覚のストレス: 毎日、不味い粉末や独特の臭いがある食べ物を摂取することは、脳にとって小さな「ストレス」として蓄積されます。
    子供のころ、ピーマンが苦手で食べられなかったあの嫌な思い出のように。
    嫌いな食べ物を毎日食べ続けろ、なんて言われると生きた心地がしないですよね。
    あなたも、いつの間にか飲むのが苦痛になって棚の中にしまい込んだサプリメントがありませんか?
  • 挫折の正体: 人間は本能的に不快を避け、快を求める生き物です。味に妥協した商品は、ユーザーの生活の中で「避けるべきタスク」に成り下がり、結果として(解約)を引き起こします。

2. 「義務」を「報酬」に変えるドーパミン戦略

逆に、味が優れているサプリメントは、服用そのものを「脳への報酬」へと転換させます。

  • 習慣化のメカニズム: 「おいしい」と感じた瞬間、脳内ではドーパミンが放出されます。これが「明日もまた飲みたい」というポジティブな動機付けとなり、意思の力に頼らない自動的な継続(習慣化)を促します。
  • ご褒美としてのポジショニング: デザート感覚で摂取できる美容ゼリーや、リフレッシュメントとしての炭酸飲料型サプリは、忙しいビジネスパーソンにとって「仕事の合間の楽しみ」という付加価値を得るのです。

3. 「紹介」によるCAC(顧客獲得単価)の低減!?

LTVを最大化するもう一つの要因は、既存顧客による「推奨」です。

成分の良さを他人に説明するのは専門知識が必要で難しいですが、
「これ、サプリなのに驚くほど美味しいよ」という感想・口コミは、最も強力な武器になります。
SNSで「おいしい」ことが話題となれば、それはもう、広告費いらずです。

味の良さが拡散を生み、広告費をかけずに新規顧客が流入する——。
このサイクルこそが、LTVを高め、事業の利益率を劇的に向上させる勝ちパターンです。

顧客は「機能」を買って使い始め、「体験(味)」に納得して使い続ける。味の設計がいかに重要であるか。
おいしい体験こそが、最大の価値なのです。

不快な成分を「売れる味」に変える戦略的アプローチ

サプリメントの原料は、その多くが「苦い、臭い、渋い」といった、本能的に避けたくなる味の特性を持っています。これらをどう解決し、市場で選ばれるフレーバーへ変化させるか。そこにはマーケティング視点と技術的な「計算」が存在します。

主となるサプリメント素材の特徴を徹底的に把握する

主となる、サプリメント素材がどのようにまずいのか?
原料素材を味見して徹底的に把握しましょう。
そしてその素材の味はどんな成分が故に引き起こされている味であるのか?
トップノート・ミドルノート・ラストノートどの部分で最も味が感じられるのか?
これらを知ることがサプリメントの味を左右する第一歩です。
これらを知らないままに、味付けをしたところで、「売れる味」を完成させることは難しいです。

マスキングによる方法

原料の配合によって化学反応等を起こし、不快な香りや味を気にならないようにする手法です。
マスキングにも方法がいくつかあります。
詳細はこちらの記事にも記載しています。ブログをどうぞ
【絶対必要】健康食品開発の悩みこれで解決!不快な味を隠し、コクと深みを引き出す「マスキング」の考え方3選!

「シーン」から逆算するフレーバー・マーケティング

「何味にするか」を決めるとき、必要なのは、開発者の好み?いいえ、違います。
開発者の好みの視点で進めてしまうと、それはプロダクトアウトになりかねません。

「ユーザーがいつ、どこで飲むか」というライフスタイルへを想定して開発を進めます。

  • 朝・仕事前: 覚醒を促す「コーヒー風味」や、ヨーグルトと一緒にどうそ、「ベリー風味」等。

  • シーンの最適化: 飲む瞬間の感情を想像し、カタチにすることで、そのサプリメントはユーザーの生活の一部へと深く入り込みます。


まとめ

味づくり塾は、上記の内容などを考慮にいれながら、健康食品づくりのサポートを行っています。
当方のご支援先のお客様は、「おいしくてのみ続けやすいサプリメント」に舵を切ったことで、
顧客のファン化が進み、ココのサプリだから続けられる!というお客様続出。
話題性のある商品を発売し続けており、完売することも。
一歩先のおいしい商品開発を一緒に進めてみませんか。



サプリメント商品開発のモヤモヤを誰に相談したらいいか、わからない…

そのモヤモヤ、味づくり塾にご相談ください!
まずは、モヤモヤを見える化、言語化しましょう!

最後に


ご覧いただき、ありがとうございました。

これまでに飲料を中心とした健康食品100品以上の商品開発した実績がある食品技術者。
企業様のイメージする商品の味づくり
お手伝いをしています。
健康食品の解説など、味づくり(商品開発)に役立つ情報も連載しております。

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この記事を書いた人

粉末飲料を中心とした健康食品100品以上の商品開発実績がある食品技術者。
人材育成歴10年超。健康食品のおいしい味づくりをサポート中。

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